高齢化になると
 

●社会保険制度が変わる

年金制度、医療保険制度の改革をしなくてはならない。


●消費者が高齢化になる

企業が相手にしている客が高齢化する。
(例えば、高齢の人が使えないパソコンを作る企業は駄目になる恐れがある。)

 

高齢人工で影響を受けるもの

●大学、都市近郊の大量輸送機関、新聞社、住宅企業などが、厳しい状態になる。
(人口構造の変化が、ビジネスの在り方を変える)

 

 

高齢化は何故おきたか

●平均寿命が延びたこと(日本とスイスが一人当たりの平均寿命を競っている)

<平均寿命>
1942年 男性50歳 女性54歳
1997年 男性77歳 女性84歳


<原因>

●医療、治療、栄養など、技術の向上
結核などの感染症で死ぬリスクがなくなった。

●少子化が進んだ
女性が一人当たりに産む生産率は、所得が上昇すると低下する。
乳児死亡率が低下すると、子供の数は増えにくくなり出生率は低下する。


<貧しい時代>

●子供はと投資財産だった
子供を作ることは大切で、後継ぎや親の経済水準を維持する為に必要だった。
結婚はビジネスだった。


<現在>

●子供は、消費財になる。
子供を作って可愛がることが、親の楽しみになる。
子供を減らして、一人当たりを充実させる。


<女性が一人当たり産む子供の数>

50年〜70年(2人→平均2.08人)
67年 (1.5人→この年は、丙午の年だったので出生率が低下)
    ↓(70年以降、子供の数が減る)
現在 (1.33人)

 

豊かな国で出生率が低いのは何故?

日独伊の国は、伝統的家族観が今も強く残っているため。

日本は子供が生まれると、女性の払うコストが高いため、出生率が低い(キャリアを失う、男性と競争できないなど)

 

高齢化社会は成功の証

高齢化社会は経済成長の現れなのである。(現在の高齢者は、余暇を楽しむ能力がない人が多い)

 

高齢者の労働意欲

<60歳の男性の例>

日本72% アメリカ50% ドイツ30% フランス20%

日本は就労意欲が高い。
高齢化社会のモデルとして、世界にアピールし、グローバルスタンダードにすることができる。


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