うつ病 |
身体疾患とうつ病 |
●心筋梗塞
心筋梗塞に新しくかかった患者の17%がうつ病にかかっている。
心筋梗塞の発病後12カ月間の死亡率も、うつ病と合併していると2倍になる。
●脳卒中脳卒中後、1年間のうつ病の割合は18%〜61%
●糖尿病糖尿病のうつ病の有病率は9%〜27%
●がん患者がん患者における慢性うつ病の割合は20%〜25%
末期になると、その割合は23%〜58%
抑うつ症状に苦しんでいても、医療機関でされを相談する人は少なく、また、身体症状が前景に出ていると、精神症状が見落とされやすい。
かかりやすいタイプ
●几帳面・真面目・頑張り屋・闘争心があるタイプ
<症状>血糖値が高くなり、コレステロールも高くなる
●実際にある話病院治療室の患者のイスの前がすり減っている。
これは、患者がセッカチ、自分の順番をまだかまだかと待っている為。この様な状態で、イスに浅く腰をかけ、貧乏ゆすりをしている人が多いので、イスの前がすり減ってしまうのである。
ゆっくりと生活する事が大切。心が健康だと身体も健康になるのである。
対応方法
精神的相談が少ないので、身体の治療と合わせて精神的な治療が必要である。
(例)アメリカの場合
・内科の治療
・リラックスの練習
腹式呼吸をする(1.2.3と息を吐く)
緊張してリラックスさせる(手足、顔をそれぞれ緊張させた感覚と、緊張をぬく動作を数回繰り返す)
身体全体をリラックスさせる・栄養指導/運動を教える
このように総合的に身体を考えることが必要である。
うつ病とdepression
うつ病 →心の元気がなくなった状態
depression →不況の意味で心の不況<症状>
・何をやっても楽しくない
・身体のエネルギーがなくなる(食べれなくなる・寝つけない・睡眠がなくなる)
・体重が減っていく(普通に食べても体重が減る)
・頭の変化(集中力・記憶力がなく、自分はボケてきたのではないかと思う(仮痴呆)その結果
自分を責める。自分を悪い方へ悪い方へと、追い込む(死んだ方がよいとまで思う)