後輩指導で注意すること


 

新人に言ってはいけないタブー言語

  • こんな会社辞めてしまいたい

夢と希望いっぱいで入社してきた新人の前で、こんな会社辞めてしまいたい!などと言ってしまっては、絶望のあまりやる気を失ってしまいます。決して、新人を不安な気持ちにさせてはいけません。たとえ状況が悪くても、「私たちが変えていきましょうね。」と前向きな姿勢を見せましょう。

  • 忙しいから後にして

自分の仕事で手一杯な時でも、忙しいから後にして!と突き放す様な言い方をしてはいけません。こう言う時は、「ごめん、悪いのだけれど後でもいいかな?」とやんわり伝えましょう。
忙しさを理由に、知らず知らずの内に相手を傷つける口調にならない様に、気をつけましょう。

 

  • そんな事、常識でしょ

私たちが当然の様にしている仕事も、新人にとっては不安で一杯なのです。そんな事、常識でしょ?などと言われては自信を失ってしまいます。相談された事は、何度でも丁寧に教えて上げましょう。

 

  • 何が分からないのか、さっぱり分からない

悪気は無いのだけれども何気なしに言ってしまいがちな言葉です。
しかしこの一言で、新人は何も聞けなくなってしまいます。
この様な時は、「どこが分からない?」と相手に発言を促す様な聞き方をしてあげましょう。質問を聞き終わらない内に、言葉をかぶせる様に回答をするのも、控えましょう。

 

その他

  • ため息をつく

仕事を教えながらため息をつくのは、新人にとってはかなりきつく、辛い態度になります。

 

  • 人と比較する

すべての新人がスムースに仕事を覚えてくれれば教えがいもありますが、実際には、なかなかそうもいきません。後輩指導では、人と比較する事もタブーとされています。誰でも、得意・不得意は有るものです。
少しずつでも、個人の能力がアップしているかを見ながら、後輩の失敗は先輩がしっかりカバーしてあげましょう。

 


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