連休前になると五月病という言葉をよく耳にします。
学校卒業後、研修も一段落し配属が決まると、そこには有能な先輩がいます。当然、先輩は何でもテキパキと業務をこなしています。
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先輩を真似て、一生懸命仕事をするつもりでも、お客様が何をいっているのか分からない。
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自分でも何をどうしたらよいのか検討もつかない。
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せめて来客にお茶ぐらいは・・・と思っても、すでに先輩が見事な手つきでやっている。
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何か役に立ちたいと思えば思う程、自分がお荷物になっている事を思い知らされ、段々と無気力モードになり休みがちになってしまった。
こういった声をよく聞きます。
この時期、「私はこの仕事に向いていない」「自分はだめだ」と思い悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
新人は、「この仕事に向いていない」のではなく、「この仕事に慣れていない」だけなのです。そして先輩の有能な仕事ぶりは、絶え間ない努力の積み重ねなのです。
仕事に悩んで逃げ出したくなったら、まず自分の状況を客観的に見つめてみましょう。「逃走」するのではなく「克服」出来るように、時間をかけてゆっくり考えていくことが大切です。