さまざまなタイプの人が集まる職場では、
「生理的にどおしても受け付けない」「なんとなく合わない」といった「苦手な相手」が必ず一人や二人いるものです。
●「苦手な関係」にいたる原因
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自分がきっかけを作ってしまった
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相手に原因があった
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基本的に合わない
という事が考えられます。
「苦手な関係は」は、どちらかが一方的に悪いという事は殆どありません。
●自分がきっかけを作ってしまった、相手に原因があった場合
一方が相手を傷つけたり、不快にさせる言動をとり、もう一方が嫌なイメージを受ける事により、お互いが苦手意識を持つケースが大半。
この場合は、どちらかが出方を変えれば、関係の修復は可能です。
●基本的に合わないタイプ
このタイプは、仕事と割り切ってビジネスライクに付き合うしかありません。
一緒に仕事をしなければならない相手なら、自分にとってトクな付き合い方をしたいものです。
真向から反発したり、ストレスを溜め込んでしまっては、仕事はスムースに進みません。「職場は仕事をする場」と割り切ってしまえば、苦手な相手を「嫌い」というレベルにまで、高めずに済むのではないでしょうか。
●苦手な関係克服のポイント
「苦手なタイプだけれど嫌いではない」「好きでは無いけれど嫌いでもない」というレベルで踏みとどまれるよう、気持ちを切り換えていく事が重要です。
なぜならば、いったん「嫌い」というレベルまで気持ちを持っていってしまうと、そこから「好き」「好感ができる」「信頼できる」という感情に気持ちを変えるのは容易な事では無いからです。
また、苦手な相手に振り回されずにすむには、自分の仕事のスキルを磨くこと事も大切です。