●借りたものは返す気持ちが大切●

 

お金の貸し借りはできることならしない方がよいのですが、
「お財布を忘れちゃった」「あら、小銭が無いわ」などという場合、貸してもらえると本当にありがたいものです。

ここで大切なのが、「人にお金を借りたら、できるだけはやく返す」ということ。貸した方は、なかなか「返して」とは言いづらい事を理解しておきましょう。

「カネの切れ目は縁の切れ目」と昔からよくいいますが、全くその通りだと思います。

多額のお金の貸し借りをすると、確実に人間関係は悪くなります。それは何故なのでしょう。

多額のお金は、貸してあげても感謝される事はない様に思います。
更に、へたに催促をすると、けむたがられたり、場合によっては鬼呼ばわれされる事さえもあります。
「お金を貸してあげたのに、自分は鬼なのか・・・」と思う事もあるのではないでしょうか。

多額のお金の貸し借りは、人間関係がギクシャクするだけでなく、結局返ってこないのですから、「諦めのつかない額のお金は人に貸さない」「貸すならあげてしまう覚悟で貸す」という結論になる訳です。

また、人にご馳走になったりプレゼントをもらった時も同様で、何らかの形でお返しすべきでしょう。

お返しの方法はいろいろあります。

  • 相手が欲しがっていたCDや本などをプレゼントする(もらって負担にならない程度の物)

  • 引っ越しや大掃除などの手伝いをして「労力」で返す

  • 相手が喜びそうな「情報」を提供する

などです。どんな事でもよいのです。

「相手の為になること」を心を込めて実践すれば、「お返し」のつもりでしている事が逆にお礼をいわれ感謝されるのです。

 

お返しに高額な物を送る必要はありません。
大切なのは「お返しをしよう」という気持ちなのです。そうする事により、必ずそれ以上の物が返ってくる物です。

 


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