「指示待ち族」というのは、「指示されなければやらない」「指示された事しかできない」人の事を指します。
何かを頼んだ時、「はい」と返事はしても、その仕事に対して、何の質問も返ってこない時は要注意。
仕事を任されたからには、いろいろと質問が出てくるはずです。
それが、何の質問も無いという事は、「いわれた事だけしかしない」または、「本当にこちらの意図が分かっているのか」と疑ってみましょう。
「指示された事について、質問も無ければ確認も無く、中間報告も無い」というのが、「指示待ち族」の大きな特徴。
この様な後輩は、「言われなかったからやりませんでした」「聞いてません」などと、見事にこちらの期待を裏切ってくれます。
こちらが手取り足取り指示しないと、一向に動かない「指示待ち後輩」に、仕事を依頼する時は、その仕事の目的をはっきり理解させる事が大切。
目的をはっきり伝える事で、指示された通りの事ができなくても、それに近い形で遂行できるような応用力が身についてきます。
会議用の資料のコピーを頼む時などは、「これは何の会議で、何時使用するのか。どういう人が何人出席するのか」をしっかりと伝えます。
その事により、
「コピーは何時までに何部必要で、どの様な形で準備しなくてはいけないのか」という事が次第に分かってくるのです。
人によって、1をいって10やってくれる人、10いって1しかやってくれない人、さまざまです。相手を見極めた上で、指示の仕方を変えていく必要があるのです。