睡眠のしくみと役割



〜睡眠のしくみと役割〜

睡眠は、ノンレム睡眠とレム睡眠と言う2つの睡眠からなります。
ノンレム睡眠は睡眠の80%を占め、中心となる役割を果たします。

レム睡眠は、生き生きとした夢を見ている時の睡眠です。
ノンレム睡眠とレム睡眠がワンセットになり、90〜120分の周期で3〜4回繰り返
されることにより、一晩の睡眠となります。
ノンレム睡眠は深さがあり、深いノンレム睡眠は睡眠の前半に多く、レム睡眠は睡眠の後半に多いという特徴があります。

ノンレム睡眠の主な役割は、身体や脳の休憩だと考えられますが、もっと重要な役割の一つに身体の成長があります。

成長の為に必要な成長ホルモンは、深いノンレム睡眠の時に非常に多く分泌されます。寝る子は育つと言う言葉通り、成長期に深いノンレム睡眠が少ないと成長期でも成長しません。また、発熱の時に寝るのも睡眠が免疫や組織の修復に大きな役割を果たす為だと考えられています。

レム睡眠の役割は、よく分かっていませんが、記憶の情報の処理に大きな役割を果たしていると考えられています。


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