●ストーカー●

 

ストーカー行為とは

同一の者に対して「つきまとい等」を繰り返して行う事です。
ストーカーの被害はというと、犯罪として認識されているのは氷山の一角。実害が出てからでないと警察に届けても積極的に調べてはもらえません。

ストーカーの恐ろしい所は、被害者に原因が無くても狙われる危険性がある事。
エスカレートすると障害や殺人事件にまで発展する可能性があるので、早期に対処する必要があります。まずは、犯行の手口を知り、防護することが大切です。

主なストーカー行為と対策

つきまとい、待ち伏せ、押しかけ

対策

  • 尾行しつきまとう
  • 通勤途中などで待ち伏せる
  • 自宅や職場、学校などの付近で見張ったり、押しかけたりする
  • 尾行されていると感じたら、タクシーを利用して安全な場所に避難する
  • 防犯ブザーを携帯する

監視していると告げる行為

↓対策

  • その日の服の色や買い物の内容などを告げ、監視している事に気づかせる

 

 

  • 戸締りを頑丈にして、ドアや窓は二重ロックする
  • ゴミを出す時は、電話番号などプライバシーの分かるものは細かく破いて捨てる
  • 相手の告げる内容はメモしておく

面会、交際の要求、送りつけ

↓対策

  • 拒否しているにも関わらず面会や交際、復縁を迫る
  • 汚物や動物の死体など、不快感、嫌悪感を与えるものを送りつける
  • はっきりと拒否の姿勢を示す
  • 送り主の不明な届け物などは、受け取り拒否をする(手紙は開封せずに送り返す)

乱暴な言動

↓対策

  • 大声で「バカヤロー」等の粗野な言葉を浴びせる
  • 車のクラクションを鳴らしたり乱暴な行動をする
  • 常に防犯ブザーを携帯し、1人では会わない
  • 危険を感じたら叫ぶ

無言電話、連続電話、ファクシミリ

↓対策

  • 電話をかけて来るが、何も告げず不安にさせる
  • 拒否しているにも関わらず、何度も電話をかけて来たり、ファクシミリを送信してくる

 

  • いたずら電話だったら、対応せずに切る
  • 電話のあった日時、内容はメモをとり出来れば相手の声を録音する
  • 電話会社に相談してみる

性的しゅう恥心の侵害

↓対策

  • わいせつな写真などを自宅に送りつけたり、インターネットの掲示板にプライバシーを侵害する中傷記事を掲載する
  • 住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を管理する
  • 送りつけられた物全てを保存する


いずれの場合も、早期に手を打つ事が大切です。レディース110番(性犯罪被害相談)などで、相談してみましょう。
また、相手を突きとめてストーカー行為を止めるように説得してくれる「ストーカー専門」の探偵もいます。

 


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