ラブレターを書くとき、「好き、好き、好き、大好き・・・」などと同じことを何度も繰り返す手法が使われます。歌舞伎にも「同じことをくどくど繰り返す」台詞回しがよくありますね。
これを、業界用語で「口説き」といいます。

恋をすると「時間も止まる」というので、それでも良いのかも分かりませんが、ただでさえ、時間が駆け足で流れていく多忙なビジネス社会においては、そんな暇につき合ってはいられません。

出版業界の用語では、このような無駄を削除する事を「刈り込み」といいます。
伸び過ぎた植木の枝葉を切り取ったり、雑草を取り除くのに似ているからなのでしょう。

• 刈り込みのポイント

• クドすぎる表現

• 不要な修飾語

• 余分な接続詞

• あえて書かなくても分かる記述

• 同じ内容のダブりなど

　

ビジネス文章も同様に、無駄な部分はスッキリとカットする事が大切です。とくに同じ内容のダブりは「ぜい肉」です。

書き終わったら、同じ意味の言葉を使っていないか、推敲してみましょう。