敬称の使い方


 

  • ビジネスレターを出す時

個人の場合「殿」か「様」かで迷う事はありませんか?

昔は男性が中心だったビジネス社会でしたので「殿」が使われていましたが、現在は男女平等となり、より丁寧な「様」が活用されています。

 


敬称の正しい使い方

  • 会社・団体宛ての場合はは「御中」とする。
    <例>
    ○○株式会社 御中
    ○○株式会社 ○○部 御中

 

  • 役職名を付けた個人宛の場合は「様」
    <例>
    ○○株式会社 
     ○○課長 ○○

  • 複数の個人宛ての場合は「各位」とする。
    「各位」とは、尊敬の意味を含んだ呼びかけの言葉です。

 

 

  • 注意する事

よく見かける間違いが「各位様」
これは、「皆様方様」という意味になってしまい、「○○さんさん」と言っている事になります。敬称を重複して付けないように注意しましょう。


  • 退職者に対する敬称の使い方

社外の人に話す場合、社内の人間の事は名字のみで呼ぶか、「役職名+名字」で呼ぶのが一般的です。
しかし、退職者に対しては敬称を使うべきか、使わないべきか悩む所。

  • 「○○は、先月退職いたしました。」

  • 「○○さんは、先月退職いたしました。」さて、どちらが正しいのでしょう?

一般的には、最近退職した人、随分前に退職した人にかかわらず、敬称無しで対応します。身内扱いをした方が違和感が無いからです。

しかし、はっきりとしたルールがある訳では無いので、敬称を付けても付けなくても間違いではありません。

 


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