敬称の使い方 ビジネスレターを出す時 個人の場合「殿」か「様」かで迷う事はありませんか? 昔は男性が中心だったビジネス社会でしたので「殿」が使われていましたが、現在は男女平等となり、より丁寧な「様」が活用されています。 会社・団体宛ての場合はは「御中」とする。 役職名を付けた個人宛の場合は「様」 複数の個人宛ての場合は「各位」とする。 注意する事 よく見かける間違いが「各位様」 退職者に対する敬称の使い方 社外の人に話す場合、社内の人間の事は名字のみで呼ぶか、「役職名+名字」で呼ぶのが一般的です。 「○○は、先月退職いたしました。」 「○○さんは、先月退職いたしました。」さて、どちらが正しいのでしょう? 一般的には、最近退職した人、随分前に退職した人にかかわらず、敬称無しで対応します。身内扱いをした方が違和感が無いからです。 しかし、はっきりとしたルールがある訳では無いので、敬称を付けても付けなくても間違いではありません。
◆敬称の正しい使い方
<例>
○○株式会社 御中
○○株式会社 ○○部 御中
<例>
○○株式会社
○○課長 ○○様
「各位」とは、尊敬の意味を含んだ呼びかけの言葉です。
これは、「皆様方様」という意味になってしまい、「○○さんさん」と言っている事になります。敬称を重複して付けないように注意しましょう。
しかし、退職者に対しては敬称を使うべきか、使わないべきか悩む所。