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【2003.Aug.10 pion7 UpDate】
リーダー・シップ・ボーナスの計算ほど難しいものはありません。「最低保証金額」が多重パスアップの仕組みになっていますし、詳細な説明が代理店マニュアルにも載ってないんですよね。LWSでも、分かりやすく"ルール"の説明でもあれば良いんですが・・・。非常に不親切だと思います。まあ、その仕組みがバレたら困るってんなら納得もいくのですけど(笑)。正直言って、上位代理店に非常に有利なプログラムです。いや、「上位」というのは正しい言い方ではないです。ある台数以上のMOJICOを出荷するダウン系列を持っている上位代理店にとって美味しいプログラムです…です。
なお、これらの収益は"ある月"の月収です。翌月も同じ収益を得たければ、SFを同じ台数出さなければなりません。毎月毎月これと同等または以上のSF台数を出せる自信がなければ、ただ見る(読む)だけにしましょう(笑)。
左図参照−−−サンプル1
Wさんを中心として、ダウン系列に"A""B""C"が有り、上位にX代理店がいます。当月に、AさんグループがMOJICOを10台、Bさんグループが8台、Cさんグループが9台、そういった実績を出したと仮定します。系列線の上にある数字は、Wさんが期待する報酬です。BさんCさんラインからの報酬はA/Bになります。それぞれの収益は確かに入ります。問題は、Aさんラインの \400,000 がWさんは満額貰えるか?.......ということです。
さて、左図(色つきのブロック図)をご覧頂きます。Wさん(自分)のグループ全体が出したMOJICO27台が持つ報酬、そのすべてをブロックで表しました。黒色部分は、無関係な部分です。無関係なだけで、報酬原資は有るんですが、計算されることもなく、無条件でパスアップされるというのを覚えておきましょう(要は、上位代理店の不労所得分です)。
Wさん(自分)が上位代理店に保証する「最低保証金額」は、自分が 1'st レベル)なので、\400,000 なんですね。(上位代理店がどうあろうと…もです)
自分が関われるのは、1'st レベルつまり▼で表した部分のみです。自分が貰える資格の有るL/Bは、緑色部分(□で囲ってます)。その額は、\400,000 です。
Wさん(自分)のL/Bは \400,000 しかないのに、上位代理店に \400,000 の保証をしなければなりません。さて、Wさんは自腹を切るしかないのでしょうか?。
答えは、「そこまで悪徳じゃありません」(笑)。実は、L/B=1'st が有りながら、Wさんに取得資格のない部分があります。それは、水色で示した部分。”B”ラインと”C”ラインから上がってきてる 1'st 部分です。MOJICO=17台分のL/Bが有ります。その額は、\680,000 です。
報酬単価\250,000×16%×17台=\680,000
これは、自分の上位代理店への保証金額 \400,000 を満たしています。そして、自分には貰える資格が無い部分ですので、\680,000 全部が上位代理店にパスアップになるとういう訳です。
言い換えれば、自分のグループ全体(A系B系C系)の 1'st レベル[▼部分]を一旦出し、自分のL/Bを取り出す(この場合、B系C系は資格無し)。その残高が「最低保証金額」と同じか上回っているえば補填無し。不足していれば、自分の取り分(L/B収益)から、不足分を補填することになるというわけです。 |
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サンプル2
ということで、ちょっと変化してみましょう。B系が頑張って10台出ました。この場合の自分の取り分とL/Bのパスアップ分を算出してみます。自分がL/Bを取れるのは、A系とB系です。つまり、緑色の部分です。C系ではL/Bが発生していません。
自分は1'stなので、上位への最低保証金額は \400,000 です。
※自分の全系列の1'st-L/B原資は…
報酬単価\250,000×16%×29台=\1,160,000
全系列の1'st-L/B原資 \1,160,000-最低保証金額 \400,000=\760,000
まあこのケースでは単純な話、この2つの式で求められます。考え方として、『B系(あるいはA系)でのL/Bを全額パスアップする』でも良いのですが、この式の方が考え方に沿っていると思います。
もうお分かりだと思いますが、仮にC系が無ければB系分(あるいはA系分)の収益を全額パスアップするという結果になりますね。考えてみて下さい。
そうそう、上のサンプル1で「C系が無かったら」と仮定して考えてみるのも面白いと思います。 |
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サンプル3
せっかくなので、サンプル1の例を流用します。サンプル1のケースをAラインに置き換えました。そして、"B""C"系列をくっつけます。
※自分は2'ndなので、上位への最低保証金額は \800,000 です。
自分の全系列の1'st(パスアップ分も含む)、2'nd L/B原資は…
1'st
報酬単価\250,000×16%×(8+9)台+\680,000=\1,360,000
2'nd
報酬単価\250,000×8%×(27+8+9)台=\880,000
L/B原資は、\2,240,000 有ります。
ここで、L/B原資から最低保証金 \800,000 をパスアップした残りを貰えると早合点してはいけません。なぜなら、自分が貰えるL/Bの枠はAラインだけです。Aラインの 2'nd 分・・・
報酬単価\250,000×8%×27台=\540,000
と、下位からの最低保証金 \680,000 が自分の取り分です。その額は、
\680,000(パスアップ)+\540,000=\1,220,000
\2,240,000(総L/B原資)-\1,220,000(自分の取り分)=\1,020,000(パスアップ)
このパスアップが、最低保証金額を超えてるので自分の取り分から切り崩さなくて良かった・・・ということに落ち着くわけです。 |
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サンプル4
同じように、サンプル3の結果をAラインにはめ込んで検証してみます。そして同じようにBラインCラインをくっつけます。Aラインの1'st.2'nd の金額を打ってある緑色の棒が下位からパスアップされた「最低保証金額」です。通常、\620,000 のところは \400,000 なのでしょうけど、パスアップ分が最低保証金額を超えることも有るとLWSのテキストにも註釈されていました。このケースがそれに当たります。
※自分は3'rdなので、上位への最低保証金額は \1,400,000 です。
自分の全系列の1'st(パスアップ分も含む)、2'nd(パスアップ分も含む)、3'rd L/B原資は…
1'st
報酬単価\250,000×16%×(8+9)台+\400,000=\1,080,000
2'nd
報酬単価\250,000×8%×(8+9)台+\620,000=\960,000
3'rd
報酬単価\250,000×6%×(44+8+9)台=\915,000
全部たして、L/B原資は、\2,955,000 有ります。
さて、B・C系列にある1'st.2'nd.3'rd.で「最低保証金額」を賄えれば、自分の取り分から切り崩さなくて良いのですが、B・C系列の水色部分は幾らあるのでしょうか?。
報酬単価\250,000×(16%+8%+6%)×(8+9)=\1,275,000
やれやれ、「最低保証金額」に足りません。不足している額は、
\1,400,000−\1,275,000=\125,000
これを、自分はAラインからの取得分から補填することになりました。
(B・Cラインからは一銭も収益がないところに注目!) |
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サンプル5
例によって、前のサンプルをAラインに組み込みました。そして、同じようにB・Cラインをくっつけます。全部で78台なので、自分は3'rd まで。上位にパスアップする「最低保証金額」は、何と \1,400,000 です。
このケースでは計算するまでもなく、B・Cラインの、1'st〜3'rd 部分が入れ替わりで,手取り金になっちゃうんですよね。その額は、
報酬単価\250,000×(16%+8%+6%)×17台=\1,275,000 |
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サンプル6
さて、だいぶん大詰めになってきました。一応、L/Bすべてを取得できる資格を各々の代理店が有しているとして計算しております。つまり、代理店資格としては「統括以上」です。それ未満ですと、正規ディーラーはこの 4'th まで、ディーラーだと 2'nd までしかL/Bを貰えず、5'th 以上、または 3'rd 以上は総てパスアップされ、それを取得できる代理店に到達するまで上がり続けます。要は、資格制限があればパスアップされてしまう.......実績(SFの台数を出しても)があっても貰えない.......そういうプログラムだということです。
※自分は4'thなので、上位への最低保証金額は \2,000,000 です。
自分の全系列の1'st、2'nd、3'rd、4'th L/B原資は…
1'st
報酬単価\250,000×16%×(8+9)台+\400,000=\1,080,000
2'nd
報酬単価\250,000×8%×(8+9)台+\400,000=\740,000
3'rd
報酬単価\250,000×6%×(8+9)台+\600,000=\855,000
4’th
報酬単価\250,000×4%×(78+8+9)台=\950,000
全部たして、L/B原資は、\3,625,000 有ります。
要は、この適用L/B原資 \3,625,000 から \2,000,000 をパスアップすれば良いだけの話なんですが・・・、その前にB・Cラインの 1'st 〜 4'th にどれだけ有るか計算しておく必要があります。ここに、\200万 以上の原資が有ればそれがパスアップ分となり、もし不足すれば自分が補填する必要があるからです。ただ、数字合わせだけなら、その計算は必要ないでしょう。つまりは、自分が補填するのか、しなくて済むのかだけの判定です。
B・Cラインの 1'st 〜 4'th にある原資を計算する。
報酬単価\250,000×(16%+8%+6%+4%)×17台=\1,445,000
全然足りません(笑)。\555,000 の補填です。 |
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サンプル7
さあ、後少しで登り詰めます。
※自分は5'thなので、上位への最低保証金額は \3,000,000 です。
自分の全系列の1'st、2'nd、3'rd、4'th 5'th の総L/B原資は…
1'st
報酬単価\250,000×16%×(8+9)台+\400,000=\1,080,000
2'nd
報酬単価\250,000×8%×(8+9)台+\400,000=\740,000
3'rd
報酬単価\250,000×6%×(8+9)台+\600,000=\855,000
4’th
報酬単価\250,000×4%×(8+9)台+\600,000=\770,000
5'th
報酬単価\250,000×5%×(95+8+9)台=\1,400,000
上位代理店と配分するL/Bの総原資は、\4,845,000 あることになります。んでまあ、最悪 \300万 がパスアップする訳ですが、その補填にB・Cラインの 1'st 〜 5'th が使えます。そこに幾ら有るのか計算してみましょう。
報酬単価\250,000×(16%+8%+6%+4%+5%)×(8+9)台=\1,657,500
(パスアップ分)\3,000,000-\1,657,500=\1,342,500
を自分のAラインから上げた収益から拠出しなければならないのです。つまり、手取りは \1,845,000 です。L/Bの上位への補填がなければ、\3,187,500 貰えました。 |
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サンプル8
とうとう、1ラインが100台を超えました。さて、どうなるのでしょうか?。
※自分は6'thなので、上位への最低保証金額は \4,000,000 です。
自分の全系列の1'st、2'nd、3'rd、4'th 6'th の総L/B原資は…
1'st
報酬単価\250,000×16%×(8+9)台+\400,000=\1,080,000
2'nd
報酬単価\250,000×8%×(8+9)台+\400,000=\740,000
3'rd
報酬単価\250,000×6%×(8+9)台+\600,000=\855,000
4’th
報酬単価\250,000×4%×(8+9)台+\600,000=\770,000
5'th
報酬単価\250,000×5%×(8+9)台+\1,000,000=\1,212,500
6'th
報酬単価\250,000×4%×(112+8+9)台=\1,290,000
よって、上位と配分するL/B原資の総計額は、\5,947,500 ですね。ほんでもって、そこから \4,000,000 をパスアップします。
・・・とまあ、そういうことです。もう〜数字だらけで目がチカチカするんです(笑)。どうか、サンプル9は興味があったら試算してみて下さい。図で言うと、6'th の緑の棒が、\1,000,000 になったままになります。どういうことかと言うと、もう出すべき報酬がそこから生まれないんですよね。パスアップのための \4,000,000 になるからです。
それを示すために、わざわざ各レベルで出たパスアップ分を \400,000 \400,000 \600,000 \600,000 \1,000,000 の棒で残して置いたわけです。
つまり、その他の系列でどれだけ取れるか・・・それに掛かっているという仕組みになっています。Aラインのようなダウンを2ライン持っていれば、\4,000,000 という報酬が必ず入ってくるのです。3系持っていれば、\8,000,000 ですな。
シミュレーションでは、一応、分かりやすくするために3系列に固定し、2つの系列を固定して図式化してみました。この仕組みを理解すれば、どんな形になろうと自分で仮計算ができるでしょう。現実問題としては、ダウンがどのように系列を組み、どれだけの実績を各々のラインで出しているか、それが分からないと本当の計算は無理な部分がありますけど。
このシミュレーションでは、SFを129台出荷しました。登場した代理店21名です。
L/Bは、Acubeが誇る多重パスアップ方式の公平なシステムだそうです。残念ながら、私にはどこがどう公平なのか分かりませんでしたけどね・・・。
最後までお付き合い下さいまして、有り難うございました。 |
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