【2004.Jun.25】
 初めて会った人の言うことを「素直に信じてしまう」なんてことは普通ないはずです。
 では、なぜ?信じてしまうのでしょうか。
 「この人は凄い人なんですよ!」というT−upという手法が確かにありますし、紹介者は親友だったりするのですが、それだけではありません。
 「仕事がもらえる、報酬が得られる」=つまり、”金儲けが出来る”という話を事前に聞かされ、「警戒心を鈍らされている」からです。
 だから、「儲け話を聞かされた時は、普通以上に警戒しなければならない!」のです。

【2004.Jun.26】
 マルチは「口コミで広がる」古くて新しい流通だといいます。より正確にいうと、”口コミ”ではなく、既成の人間関係を利用しているんですね。人づてに広まるしか”能がない”ともいいます。
 まずもって、良好な人間関係があれば、それだけで『警戒心』というのが和らぐのです。アポを取っている加盟者は、その人間関係を「そのマルチ」に提供し報酬をもらうわけですね。

 その人間関係がある故に、「マルチ特有のトーク・手法を駆使できない(知らない)」新加盟者が説明すると勧誘が破綻します。アポを取る加盟者は、「警戒心を解く」ことに専念するのが、勧誘の正しいやり方なのです。だから、『説明するな!』、『何も伝えずに連れて来い!』となるのです。

 喋れば、その良好な人間関係に水を差すことになるからですね。それは、警戒されることを意味しますから不味いのです。